夭折の天才サックス奏者、エリック・ドルフィーの傑作として名高いブルーノートでの記念すべき初リーダーアルバムです。トランペットのフレディ・ハバード、バイブラフォンのボビー・ハッチャーソン、ベースのリチャード・デイビス、ドラムのトニーことアンソニー・ウィリアムスという当時先端を行く精鋭をバックにドルフィーが独創的な音世界を創造しています。このアルバムを録音後に渡欧したドルフィーはその5ヶ月後に帰らぬ人となります。このアルバムは彼が短い生涯に残した数々の名作の一枚としていつまでも聴き続けられる素晴らしい内容です。 US BlueNote BST 84163 stereo Liberty label vangelder オリジナル盤は1964年リリースですが本盤はリバティ買収後1966年頃のリプレスだと思われます。ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、汚れがありビニールカバーされています。盤はレーベル部に退色、盤面は細かな擦れがありごく小さなジリ、チリノイズが入りますが全体的にはほとんど問題なくブルーノートらしい迫力あるヴァンゲルダー・サウンドを聴くことができます。東芝による直輸入盤で当時のカンパニースリーブ、日本語解説付きです。